「〇〇まで」とは、いつまで?
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よく、「〇〇月まで」という表現を、
言ったり、聞いたりしますが、
少し あやふやな イメージが ありますので、
明確にしていきたいと思います。
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【意外と、、こんな状況に陥ることが あると思います。】
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「8月までに お願いします。」と言われたとき、
- 「8月になる前まで」(つまり、7月末まで)なのか?
- 「8月いっぱいまで」(つまり、8月末まで)なのか?
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アレレ?どうだったかな??
と、なることが あるのでは ないかな?と思います。
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例えば、
「〇〇月まで に、仕上げてほしい。」
というとき、
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サラッと 返事だけをして、(相手に)確認をしないと、
お互いの勘違いを生みやすい のだと思います。
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「〇〇月末まで、で宜しいですか?」
と、確認しないと、危ういように思います。
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数学の「以上」「以下」や「未満」などという表現は、
明確なので分かりやすい。
〔学校で覚えさせられるので。〕
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Xは、▢よりも大きい。(X > ▢)
Xは、▢よりも小さい。(X < ▢)
Xは、▢以上。(X ≧ ▢)
Xは、▢以下。(X ≦ ▢)
Xは、▢未満。(X < ▢)
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これと同じ様に、
明確に ならないものなのかな?と思います。
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ここで、
goo辞書さんを参考にさせて頂きます。
迄(まで) の意味
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[副助]名詞、活用語の連体形、一部の助詞などに付く。
- 動作・事柄の及ぶ距離的、時間的な限度・範囲・到達点を表す。「ここ迄来れば安心だ」「明日迄待ってください」「東京から大阪迄三時間かかる」
- 動作・事柄の及ぶ程度を表す。…ほど。…くらいに。「そんなに迄ぼくのことを思ってくれるのか」
- 動作・事柄がもうそれ以上には及ばず、それに限られる意を表す。…だけ。「気に入らなければ断る迄さ」「念のために聞いてみた迄だ」
- 極端な例をあげて、他の場合を言外に推測させる意を表す。…さえ。「子供に迄ばかにされる」「実の親に迄見放される」
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goo辞書さんによると、
やはり、〇〇までを「含む」ということのようです。
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〔要するに、「8月までに提出」というときは、
「8月中(8月末まで)に提出」すればいい ということです。〕
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しかし、
人により、「~まで」という表現は、
(意外と)認識が 統一されていないと思いますので、
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念の為に、お互いに勘違いが無いように、
「どこまで含むのか」という 線引きの確認を
しておく方が無難なのだと思います。
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(^-^; 確認って、大事ですね~(汗)。
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~・☆・~・☆・~・☆・~
〈 後日、補足。 2020.7.3 〉
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「~までに」は、「~以内に」
ということですね。
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「~までに」の方が、言いやすいけれども、
「~以内に」と相手に伝えた方が、相手は分かりやすそうですね。
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