「自分の方向性」と「全体の方向性」。

Rebecca MatthewsによるPixabayからの画像

周りの人の流れに 違和感を感じるとき。

.

周りの人達の価値観に 引っ張られそうになって、

(自分の感覚との違いに)違和感を感じて疲れる。

そういうことは、ないでしょうか?

.

.

自分の本来(の比重)というか、方向性は、そちらではないと感じたとしても、

会社の上司というものは、社員を持って行きたい方向へ 導こうとするもの。

(多くを 率いている人は、個々を 導こうとするもの。)

.

〔もちろん、上司は 自分が やりやすい方へ、人を操ろうとしている訳ではありません。

会社のカラーというか、方向性があるので、そういう方向へ 導くのは、当然のことではあります。

その社員としても 会社としても、その方向性へ 向かう方が良いと思い、導いているのだと思います。〕

.

※このことは、会社の上司だけでなく、何かの 先輩方や、親も 同じこと だと思います。

.

.

周りの社員も、(上司に導かれた)そちらへ と向かう。

.

周りの人のことは、そちらへ 向かいたい人は、

そのまま(当然)向かって行っていいと思います。

.

しかし、あなたが、

自分の本来の 向かいたい方向は、そことは少し違う。

そう感じる場合は、

.

周りの人や環境に惑わされずに、しっかりと 自分の方向性を見失わずに、

自分の道を高めてゆくことも 大切だと思います。

.

.

自分が、その道のキャリアとして、ある程度の力を付けてきた(分別をわきまえれる)ならば、

.

会社全体としての方向性上司による舵取り)も、踏まえつつも、

.

自分自身の 意志というか、方向性自分自身での舵取り)ということも、しっかりと 持って良いのだと思います。

.

.

_

もちろん、参考になるものは、

(自分に違和感を感じつつも)何でも参考にしてしまって 吸収した方が良いと思います。

.

ただし、「自分」というものを見失わないようにしましょう。

(※職場では、一体感が大切なことも多いので、和は乱さずに、「自分」も 見失わない様にして、自らを高める。)

.

.

.

ZanzibarskiによるPixabayからの画像

「自分」を持ちつつも、「我」を張らない。[剛と柔]

.

「自分」というものを持つことが 大切だと思います。

.

自分で 自ら、考え、行動する、ということが大事。

自分で 意思決定するということ。

.

自分で 何も考えずに、上の人や 周りの人達に言われるがまま となっている 状態というのは、

健全な状態ではない ですし、クリエイティブな状態でもない ので、

そういう意味でも 危険だと言えます。

.

.

しかしながら、一方で、

「我」というものが、強すぎるのも、危険です。

.

自分の考えを 頑なに信じ過ぎて、周りの情報が 入ってこないという場合も、

非常に 危うい状態と 言えるでしょう。

.

仮に、今現在の 自分の考えが、全くもって「正しく、素晴らしい」としても、

時期や環境が 変われば、それは もはや「正しく、素晴らしい」では なくなることも多いんです。

(物事の流れが速い 現代では、なおさら、柔軟性も必要となるでしょう。)

.

頑なな考えでは、自分が 間違えたときに、気付けなくなってしまいます。

また、環境の変化に 対応できないという場合も、出てきてしまうことでしょう。

.

.

_

自分の「信念」というか、「方向性」「価値観」というものを、持ちつつも、

頭を柔らかく、いろんな人の意見も聞きつつ、新しい情報も入れて、対応してゆく。

.

そういう バランス感覚が 大切なんだと思います。

.

.

.

Tomislav JakupecによるPixabayからの画像

私達は、「個々」であるし、「全体」でもある。

.

私達は、マクロの存在でもあるし、

ミクロの存在でもあるのだと思います。

.

あなたの身体も、全体で見れば「一人の 人の身体」では ありますが、

細かく見れば、「様々な 多くの細胞」によって成り立っています。(それもまた、あなた です。)

.

一つの「物体」も、

細かく 見てゆけば「分子」から出来ています。

.

.

「木」も見つつ、「森」も見つつ、

片方だけで 成り立っているのではなく、

元々が 両立しているもの。(というか、切り離して考えるものではないもの。)

.

なので、

.

我々は、個々として、

自分を見失わずに、自然(世の中の)の大きな流れに 乗る。

〔信念(意志)を持ちつつも、大きな流れに ある意味 お任せをする。〕

.

そういうこと なんだと思います。

.

.

.

Margaret Van de PitteによるPixabayからの画像

コメント

タイトルとURLをコピーしました