陥っている先入観。(集団と個人は違う。)

 

《 先入観や、偏見。》

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私たちは、知らぬ間に、先入観や、偏見や、他の誰か が言ったことや、

どこかで見掛けたニュースなど、、不確かなもの の影響を受けて、

物事を見てしまっていることが多いのだと思います。

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その様な状態の下に、相手の人のことを

(勝手な思い込みで)型にはめ込み、

(想像して)判断しています。

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一方で、

我々は、元々が、それぞれに、いろんなカテゴリー(集団)に属しています。

 

(国、地域、会社、学校、、などなど、様々です。 もちろん、

一人の人には 様々な枠組みが重なり合っています。それゆえ、複雑では あります。)

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今回は、そんな 知らぬ間に陥っている「集団を通して見る 先入観や偏見」についてや、

「集団と そこに属している 個人」について、考えてみました。

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《 「一人」と「集団の中の 一人」 》

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根本的に、人は、一人一人では、純粋なんだと思います。

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しかし、集団となると、(そこに属している 一人一人は、) 良い意味でも 悪い意味でも、

色が染められてしまう。ということが あると思います。

〔集団の中にいる状態は、良くも 悪くも、力が働くことに なる。〕

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そして、また、

「その集団」の人 ではない 外の人達も、「その集団」に対して

色を染めて見たがるのかもしれない。

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なので、偏って見方をしない為に、

集団に属している人(個々の人) を見るときは、

その集団の色を通して、その人を見ない 方がいいのだと思います。

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また、

集団の中に「その人」が いるときは、「その人」自身の個人としての 思考と行動とは

異なることがある。ということを知っておくことが 大切なのだ と思います。

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《 「一人の 人」として接する。》

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そういう、

集団に属している 相手の人のことを 見る目が偏ってしまっていたり、

また、(自らが属している)集団の 影響を受けている状態の 自分の思考と行動では、

純粋な状態での 判断が出来ていない場合があるのだと思います。

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こういうことから考えてみて、 お互いが、

「集団の中の一人」と、また 別の「集団の中の一人」という関係で接すると、拗れ(こじれ)てしまう ようなことでも、

純粋な、「一人」と「一人」という関係で 接するという場合では、それらは何ら問題が無いこと、ということがあるのだと思います。

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お互いが、自ら どれだけ 自分の属している 集団から脱して、

一人の 人として 相手と接することが出来るのか?

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また、相手に対しても、相手の属している集団という偏見を、

どれだけ(こちら側が) 外して、一人の 人として、相手と接することが 出来るのか?

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そういうことが、とても大事なのだ と思います。

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《 削ぎ落とすことで、見えてくるもの は多い。》

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自分の 今まで、測りとしてきた もの、得てきた もの、学んできた もの、

抱え込んできた もの、教えられてきた もの、培われてきた もの、

 

誇りとしてきた もの、支えとしてきた もの、、などなど。

様々な もの、を削ぎ落として、

 

「純粋な状態」で、目の前の人と接する。

 

そして また、相手の中心にある「純粋な状態(心根)」を

見つめながら、目の前の 相手と接する。

 

そういう、自分自身を 削ぎ落とすことで、

よりコアな、よりピュアな、より洗練された、自分というものに なるのだ と思います。

 

〔「なる」というより、「取り戻す」ということなんだ と思いますが。〕

 

その、削ぎ落とされて、コアな、ピュアな、洗練された、自分になった目で、

様々なものを 見てみると、純粋な目で見ることが 出来るので、

様々なものに 気付き、また 様々な発見をすることが 出来ます。

〔分かりやすく言いますと、小さな 子どもの頃の視点に 近いのだと思います。(気付き、発見、吸収が、物凄い状態です。)〕

 

〔 ※ ちなみに、「自分自身を削ぎ落とす」を 例えるなら、日本酒の精米歩合みたいなもの ですかね(笑)? より磨いていった方が 雑味がなく、華やかな 香り高い 日本酒になります。人も 同じなんだと思います。〕

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《 人との出会いは「宝」》

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「人との出会い」というものは、宝なのだと思います。

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その貴重な「人との出会い」というものを、相手への、間違った先入観であったり、

偏見であったり、相手の一部分しか見ていなかったり、

というような 間違った見方をしてしまっていたり、

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自分もまた、純粋な自分ではない「集団の影響下の 思考と行動」で

相手に接してしまっていたり、〔自分の本心とは異なる行動〕

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その様なことをしてしまっていては、この貴重な「人との出会い」は、

無駄に なってしまうのでしょう。

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せっかくの貴重な「良い人との出会い」を、

自ら みすみす、無駄にしてしまう ことがない様に

「(自分が)純粋な状態で、相手と接すること。」

純粋な目で、相手の 心根を見ること。」

をしてゆきたいものですね。

 (^-^)

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※ちなみに、この記事での「集団」という表現は、様々な範囲での「集団」という意味で 表現しています。

〔仲良しグループ、何かに共に取り組むチーム、家族、クラス、学年、学校、部署、会社、職種、地域、国、宗教、世代、性別、、などなど。〕

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