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猿田彦さま
私達は、行くべき場所へ 歩んで行く。
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その道のりは、容易いものではない かもしれないが、
行くべき場所へ 向かって歩む。
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時折、正しくはないのではないか?
と、頭をよぎるかもしれない。
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しかし、そんなことはない。
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あなたの信じる正しい道を
歩んで行けばいい。
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人は、温かくもあり、厳しくもある。
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有り難くもあり、辛辣でもある。
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しかし、いかように 捉えるのかは、
自分次第 ということである。
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闇雲に 全てを受け入れる必要は ないが、
全く受け取らないということも 危うさに繋がる。
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人は、干渉して生きる。
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その時々の 干渉の刺激を、受け取っては、吐き捨てて、
自分の糧とする。
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その様なことに こそ、
あなたの欲するものが隠されている。
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ただ一人 では、磨かれない。
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幾人かの人達と、揉まれ、助けられつつ、
自分の行く末を 見定めてゆくのである。
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そうして、一人の人間として確立してゆく。
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かくあるべきと、初めから決めておく必要はない。
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多くのことを経験してゆく 過程で、
自分自身というものが 見え隠れしてくるもの。
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それを受け取り、自分の中で発酵させてゆけばいい。
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人生には、
様々なことが起こるだろう。
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しかし、それらも全て、
あなたの為にあるということ。
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〔理解しなくてもいいが、〕あなたが成長する為にあるということ。
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あなたの心を磨く為に あるということ。
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