「躾」の「守破離」。
子ども の成長と、「躾」の「守破離」。
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「守破離」とは、武道や 芸術、茶道 などの 修業のプロセスの 理想的な形を表したものですが、
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子ども が、親からの躾を 受けるという意味でも、
「守破離」の順序を辿るのが良し なのでしょう。
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[「守」]
親が良しと思うもの(躾)を、親から 子ども へ教え、
[子ども は、親からの躾を素直に受け入れ、]
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[「破」]
子ども は、(いずれ)その教えが 違うと(別に あると)感じれば、
他の考えを 入れたりと、自分に より合う考えを試したり、模索してみる。
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[「離」]
そして、試行錯誤することにより、
子ども は、自分自身で(良しとする)「考え」を 生み出す。
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親の心積もり。
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ゆえに、親が子ども に躾をするということは、
その 子どもの ベース[基礎]を作ってあげるという意味では、
大切なことなのだと思います。
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ただし、親は、その 子どもが いずれ、躾を守っている状態の「守」から、
「破」や「離」の状態になるものだと 心構えをしておくことが 大切なのだと思います。
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親は、ずっと、いつまでも、子どものことを がんじがらめにしないことである。
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子どもは、(親の教え 以外の)様々なことを学んでゆくこと、
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そして、(自分自身で考え、)自ら「考え」を生み出してゆく。
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その様な流れを(親として)「子ども の成長」と捉えて、
嬉しく思うことが 大切なのだと思います。
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「守破離」の意味。
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〈 ↓ goo辞書さんのものを 載せさせて頂きました。〉
守破離(しゅはり) の解説
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
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