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猿田彦さま
私達は、それぞれの海を生きています。
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それは、人によっては荒波であろうし、
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また、人によっては穏やか かもしれません。
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しかしながら、私達は その時を懸命に生きるしか ありません。
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目の前の、その自分の海を生きるんです。
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他の人の海も 見えるかもしれません。
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その 他の人の海を 羨ましいと思うかもしれません。
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ですが、
その 海のことは、その人にしか 分かりません。
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その海に入ってみないと、そのことは分からないのです。
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穏やかな海に見えても、実は クラゲが多いかもしれません。
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そんなことは、その海に入ってみないと 分からないのです。
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その人には、その人の背負っているものが あるんです。
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そのことを 他の人達が、とやかく言う必要はないのです。
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それよりも まず、目の前の 自分自身のやることに 目を向けることです。
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自分の目の前に広がっている海を しっかりと見つめることです。
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他の人の海に、目をくれている余裕はありません。
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あなたが今、成すべきことに集中することです。
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あなたが 背負っていることも、また貴重なことです。
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あなたにしか 出来ないことなのです。
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あなたにしか出来ない、その目の前にあることを 疎かにしないでください。
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あなたの その一つ一つのことが、巡り巡って 多くの人達の為になっているのです。
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あなたも、あなたの隣の人達も また、
それぞれに それぞれの大切な使命を持っています。
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それは、それぞれに素晴らしくもあり、とても重要なこと。
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それは 生きる活力。
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その自分自身の活力を 見失わないこと。
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その活力を 見失わない為には、自分の目の前に
広がっているものを しっかりと見ること。
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今、あなたの目の前にある課題を こなしてゆくこと。
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その一つ一つのことを こなしてゆくことです。
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ただ闇雲に、手当たり次第に事を起こす のではなく、
行く末を案じつつも、また一方で、淡々と物事を進めてゆくことです。
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そうすることで、物事の ほころびは無くなるでしょう。
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心を据えて、何事も取り組むことです。
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一歩一歩 こなしてゆくことです。
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さすれば、事は 幸へと変わるでしょう。
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行いを 正しくし、想いを 正しくすれば、
事は 好転してゆきます。
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あなたの想いを 正しくし、日々の生活を行うことです。
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遙かに微かに見える 夜明けに向かい、
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身を清め、心を清め、邁進してゆくことです。
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あなたの夜明けは 近い。
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刻一刻と 近づいています。
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そのことを待ち望みつつ、日々を過ごすこと です。
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