猿田彦さま
方々に見える景色は、
その一端しか 見ていない。
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察していても、その実(じつ)は 更に奥の方にある。
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私達が見ている状況は、その様なものである。
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集められた情報は、
そこを通り越して、その行方を考えなくてはならない。
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正しいと感じていることは、その正しさを証明せねばならない。
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それが出来ないことは、それを押し付けてはならない。
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手前にも「想い」があり、相手にもまた「想い」がある。
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それぞれが織りなす 環境は、
上位下位など優劣を つけるべきではない。
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ただ違う見解があるだけである。
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そのことは、物事を運んでゆくに当たる心構えである。
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さすれば、事は運ばれてゆく。
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長年かけて続けてきた 習慣は、その終わりを告げる。
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憂う必要はない。
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何かが生まれれば、何かを無くすもの。
感情的になる必要はない。
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ただ、その覚悟をしておく必要がある。
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覚悟無くして、人は変われぬ。
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その心を無くしては ならない。
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かようにすれば、物事は進んでゆく。
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