毘沙門天さん
￣
あなたと 私の間には、
あなたから見える世界と、
私から見える世界が ある。
.
.
あなたから見える 世界は、
あなたの ものであるし、
.
私から見える 世界は、
私の ものである。
.
.
..
互いが互いのものに 介入しようとすると、
軋轢は生じるものである。
.
.
即ち、目の前のものは、
あなたの ものと感じているが、あなたの ものではないのである。
.
.
..
あなたが、優に 手にすることが出来ることでさえも。
.
.
あなたが（本当の意味で）所持しているものは少ないのである。
.
.
.
あなたは、あなたが所持しているものを 磨けばいい。
.
その 輝きを磨くことでより高めてゆけばいい。
.
そして、
そのものは 宝となる。
.
.
何事にも得難い 宝である。
.
.
あなたは、
その 輝きを大切に磨いてゆけばいい。
.
.
..
その先に、
あなたという 徳が表れる。
.
.
そして、その 徳を成し、
あなたの然るべき 行動を取ればいいだけである。
.
.
あなたは期待されている程に、
あなた自身を 育む行為を行う。
.
.
あなたが照らす 光は、
あなた自身から生み出された ものであり、
あなたによるもの 以外の ものでもある。
.
.
そのことを忘れては ならない。
.
あなたは あなた自身であり、
あなたを作ったものもいるのだ。
.
.
あなたが今、幸せに暮らしているのなら、
あなた自身に 施してきたことが正しかったのである。
.
そしてまた、
あなたの周りの方々との 関係も良かったのである。
.
.
..
それらを
感謝することである。
.
.
.
あなたは、
あなた自身にも 感謝をすべきであるし、
あなたの周りの方々にも 感謝をすべきなのである。
.
.
それらは、回り回って、
あなたの元へとやってくる。
.
.
あなたという 徳分に加算される。
.
.
.
そういったもの。
.
.
.