弥勒菩薩さま
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美しい景色を 眺めるとき、
私達は 爽やかな空気に 包まれている。
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幾度となく感じる 高揚感。えも言われぬ気持となる。
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ただ そこに佇む、ただ それだけでいい。
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一切の感覚を、そのものに集める。
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御馳走である。〔心の御馳走。〕
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心を満たすには 充分である。
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ただの普通の 日常にも、
こういう場面は 隠されている。
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人の温かみを感じた 時である。
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そこには、得難い深い愛がある。
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その温かみを、一心に感じることである。
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堪えがたく心が 揺さぶられることでしょう。
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このようなことは、日常に溢れています。
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些細なことにも、相手の愛が 込められています。
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ほんの少しのことに 込められた、
相手の優しさを 感じ、頂きつつ、
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（相手への）感謝で（自分の）心を満たしてゆく。
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その想いを自身に 溜めてゆけばいい。
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愛は日常に 溢れています。優しさに溢れています。
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あなたが、気付かないところで、
隣人は あなたのことを気遣ってくれています。
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あなたに微笑みかけてくれています。
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あなたは、それに気付いて、感じて、
それを素直に（自分の）胸に仕舞い込めばいい。
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立ち所に、あなたの周りの世界は変わってくるでしょう。
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それは、
あなたが他の人の慈愛に、気付いたサインです。
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世の中は、慈愛に満ちています。
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その受け渡しを、心を素直にすることで、
スムーズにすることができるでしょう。
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