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猿田彦さま
夕暮れが近づくと、人は 休養を取るもの。
家へ帰り、食卓を囲む。
夜には 床に就きます。
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そこには、自然のサイクルが 成り立っています。
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我々の身体は、自然と共に あります。
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いつしか、無理をすることも 覚えてしまいましたが、
本来は、自然と共に 歩むものです。
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慢心や傲りは、
いつしか、その誤りに 気付かされることになります。
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我々は、決して単独で存在しうるものでは
ありません。
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我々は、自然と共にある。というか、
むしろ、自然の中の 一部なのです。
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我々の身体は、いずれ 土(大地)へと帰り、
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また、新たな生命へと 引き継がれる。
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怖れることは ありません。極々 自然なこと。
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その生命を しっかりと生き抜き、
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そして、その生命を終え、
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自然に 帰ります。
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幾度ともなく繰り返される 様々な生命のサイクル。
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その生命のサイクルに 我々も従っているというだけ。
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我々は、そこから飛び出ようと もがくことで、
様々なことを 成し得たように思えていますが、
大きな目で見れば、さほどの変化では ありません。
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我々は、今日を生きる。ただ それだけだ。
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