〈とあるご家庭の親子のひとコマです。〉
相手の問題となる行動の理由が、
〔↑そもそも 問題と思っているのは自分だけかもしれない。〕
自分側にある場合で、
その理由を、相手から聞く
ような状況があったとして、
はたして、
(様々な理由を想定して)
相手に理由を言いやすい環境を
作ってあげれているか?
もし、言いやすい環境を
作ってあげれていなければ、
相手の(本当の、本心の)理由を
聞くことは出来ないでしょう。
こちらの様子をうかがって、
当たり障りのない(都合の良い)理由を
言うか、黙ってしまうか、
そのような状態に なって
しまうんではないでしょうか。
そういう状態では、そもそも、
理由を聞くことが(こちら側の)目的に
なっていません。
こちら側の主張を
相手に伝えるのが目的だったり、
強いるのが目的だったり、、
(それならば、理由を聞く
意味はないんです。)
どういう状況であれ、
(先入観をなくして)まずは、
相手がどんなことでも言いやすい(受け入れる)環境を
作ってあげること、そして、
相手の主張・理由を聞いてゆく
ことが大切だと思います。
それでも、相手は、
すんなり、初めから本当の
理由を言わないかもしれません。
でも、(そういう環境作りをして、)
相手をよくよく見て、
相手の話すことをしっかり
聞いてゆけば、
本当のことを言っているのか、
いないのか、は、
(こちらも冷静になっているので)
気付きやすいと思います。
そして、根気よく、関わって、
受け入れていく姿勢を続ければ、
相手は、(本当の、本心の)理由を
言ってくれるでしょう。
〔この (問題の)根本となる
本心 を言えるということが
とても大事なことです。〕
相手は、(本当の、本心の)理由を
言えた ということで、
既に(いろいろ)変わってくる
でしょうし、
相手の (本当の、本心の)理由を
聞けた、こちら側も、また
改めやすくなり、
いろんな意味でも、良い方向へ
加速してゆくと思います。
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まずは、目的を間違わないこと。
目的は、
「相手の問題を解消したい」ということ。
「相手が幸せになる」ということ。
〔こちら側の先入観の主張は、いらない。〕
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相手との問題も、そうですが、
自分自身の問題のときも、
同じなんだと思います。
まず、
心を落ち着かせる。
その問題に対して、
正面から向き合う。
(見たくないところも見る。)
(本心でない別の理由を持ち出さない。)
自分の心にも、真摯に 根気よく 丁寧に関わり、
(どんなことも)受け入れる。
そうして、
自分の (本当の、本心の)理由に
気付くこと。
そして、それを開示すること。
(ここでの開示は、別に他の人に
開示でなくても大丈夫です。
「声に出して言う」ことであったり、
「文字として書き出す」ことであったり、
自分の中から外に出すという行為。)
そうすることで、
問題となっていたものは、
問題ではなくなってきます。